ANDO’S GLASS SHORT/ アンドーズグラス ショート

ANDO’S GLASS SHORT/ アンドーズグラス ショート

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ANDO’S GLASS SHORT/ アンドーズグラス ショートとわたし

もともと使っていたコップが割れてしまったのでどうしたら良いかと「普段使いができるシンプルなグラス」を探していたら見つけたグラス。イギリスを代表するプロダクトデザイナーJasper Morrison (ジャスパー・モリソン)に現代美術を取り扱うANDO GALLERY (アンドーギャラリー)の安東孝一氏が依頼したことから生まれたグラスがその名もANDO’S GLASS。

驚いたのがそのコンセプト。「普段使いできるシンプルなグラス」をコンセプトとして制作されたのだという。まさに私が探してたものだと、思い切って購入したのが昨年の2018年10月。5ヶ月が過ぎようとしているのだが、まさに普段使いで大活躍している。なおサイズは SHORTとTALLの2種類展開しており、より汎用的な使用方法ができるSHORTを選んだ。Sのサイズ感はΦ80、高さ78mm、TはΦ68、高さ106mmとなっている実際に使用して感じたのがその頑丈さだ。結構遠慮なく使える印象で大変好ましい。なぜなら「普段使い」だから気軽に使用したいからだ。

このグラスのデザイナーであるジャスパー・モリソンだ2006年に、深澤直人氏と一緒に「スーパーノーマル」というテーマで覧会を行ったのだそうで、その展覧会に寄せた彼のコメントやインタブーなどからこのANDO’S GLASSが醸したかったものの一端を垣間見たので引用させて頂く。

(スーパーノーマル展のコメント)
「スーパーノーマルなものとは、毎日使うものを絶え間なく進化させてきた営みの成果であり、形態の歴史を打ち壊そうなどという試みではない。むしろ、ものの世界でその収まるべきふさわしい場所を知り、その歴史を集約しようと努めることである。スーパーノーマルは「普通」を意識的に代替しようとするもので、時間と理解を要するだろうが、毎日の生活に根づいてゆくはずだ。」

別のインタビュー記事での印象的な発言はこちらだ。
引用01.(デザインをする際に心掛けていることは?の問いに対して)
「デザインしたものがデザインされすぎていないように見せる」
「時折、デザインしすぎることでそのモノの持つ本来の魅力を奪ってしまったり、日常生活の中の自然な“プレーヤー”であることを邪魔してしまったりするのです。料理に例えると、過剰すぎるシェフの盛り付けが、お皿を台無しにしてしまうように」

引用02.(一言でデザインとは?” の問いに対して)
“Atmosphere.”

引用03.(デザインを通して、社会にどういった影響を与えたいと思うか?という質問に対して)
「日常生活の中に美しさを見出したい。贅沢の中にそれはない」

いずれの発言に横たわる思想のすべてはANDO’S GLASSへとつながり、具体化されている。日々の暮らしの中に、このグラスがあること。それだけで部屋の空気感が異なると言ったら言い過ぎだろうか。そしてこれを貫くと、生きることそのものが表現になっていくのだろう。

ANDO’S GLASS SHORT/ アンドーズグラス ショートについて

a.アイテム:ANDO’S GLASS SHORT / アンドーズグラス ショート
b.メーカー:ANDO GALLERY / アンドーギャラリー

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Jasper Morrison / ジャスパー・モリソン

Jasper Morrison / ジャスパー・モリソン

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ANDO GALLERY / アンドーギャラリー

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