All about Saul Leiter / ソール・ライターのすべて (2017)

All about Saul Leiter / ソール・ライターのすべて (2017)

本の情報

著 者 :Saul Leiter / ソール・ライター
タイトル:All about Saul Leiter / ソール・ライターのすべて
出版社 :青幻舎
出版日 :2017/5/16

ソール・ライターのすべて 01

reviewレビュー

2017年に開催された展覧会で「All about Saul Leiter / ソール・ライターのすべて 」を購入した本。ポストカードを眺めていたのをきっかけに再読。美しい写真の数々、そして深い思索と膨大な行動によって編み出された美しい言葉達に溜息がでる。展覧会でメモしたものもこちらに掲載されていた。ソール・ライターらしさがうまく引き出された言葉たちだと感じたので、特に心に響いたものを記載する。本質は写真にある。しかし彼がこの世界をのように見、そして捉えたか。この言葉にその断片があると信じる。

book 201902All about Saul Leiter : ソール・ライターのすべて

引用

01.I take photographs in my neighborhood.I think that mysterious things happen in familiar places.We don’t always need to run to the other end of the world.
私が写真を撮るのは自宅の周辺だ。神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。何も、世界の裏側まで行く必要はないんだ。

02.I have a great respect for people who do nothing.
私が大きな敬意を払うのは、何もしていない人たちだ。

03.A window covered with raindrops itnterests me more than a photograph of a famous person.
雨粒に包まれた窓の方が、私にとっては有名人の写真より面白い。

04.The important thing in life is not what you get but what you throw out.
肝心なのは何を手に入れるかじゃなくて何を捨てるかなんだ。

05.It is not where it is or what it is that matters but how you see it.
重要なのは、どこで見たとか、何を見たとかということでなく、どのように見たかということだ。

06.Photographs are often treated as important moments but really they are little fragments and souvenirs of an unfinished world.
写真はしばしば重要な瞬間を切り取るもとして扱われたりするが、本当は終わることのない世界の小さな断片と思い出なのだ。

A photographer’s gift to the viewer is sometimes beauty in the overlooked ordinary.
写真を見る人へ写真家からの贈り物は、日常で見逃されている美をときどき提示することだ。

I simply looked at the world, not really prepared for anything.
私はかまえることなく世界をただ見つめただけだ。

カテゴリー: book