コーヒーとわたし その2 カフェ100店舗めぐり

およそ5年かけて、カフェ100店を巡った。(家では毎日ハンドドリップで珈琲を淹れて飲んでいる。)カフェも一つ一つ吟味してみるとひとくくりにできない何かがそれぞれのお店、豆にあり、それらに出会い一喜一憂した。以下は100店舗訪れて、忘れることのできないお店を時系列に記す。

Fuglen Coffee Roasters / フグレンコーヒーロースターズ

FUGLEN」には、ヨーロッパコーヒーの価値観と楽しみ方の自由さを教えてもらった。コーヒーの世界に入り込んだ原点であり、未だに基準の1つになっている。この豆への感じ方が自分の成長の度合いを測る機会でもある。

Fuglen Coffee Roasters
住所:〒151-0063 東京都渋谷区富ケ谷1丁目16−11
電話:03-3481-0884

HORIGUCHI COFFEE / 堀口珈琲

堀口珈琲」には、豆の質、鮮度、そしてそれらをブレンドしバラエティを継続的に作り出す技術力にひれ伏した。シングルオリジン含めいつも良い品質のコーヒーを楽しませてもらっている。

堀口珈琲 世田谷店
住所:〒156-0055 東京都世田谷区船橋1-12-15
電話:03-5477-4142

ONIBUS COFFEE / オニバスコーヒー

ONIBUS COFFEE」には、イイホシヨリコさんの作ったコーヒーカップの形状が味にもたらす影響を学んだ。これはすごいと、すぐにカップを買って帰り、以来愛用している。コーヒーの淹れ方も独特で好ましい。

ONIBUS COFFEE 中目黒店
住所:東京都目黒区上目黒2-14-1
電話:03-6412-8683

KOFFEE MAMEYA / コーヒーマメヤ

KOFFEE MAMEYA」には、濃厚な対話のある店だった。Code Blackのワインを思わせる豆と淹れ方を教えてもらい、コーヒーのさらに広く、そして深い世界を垣間見た。次に行ける日を、いつも楽しみにしている。ここには学びがあるから。

KOFFEE MAMEYA / コーヒーマメヤ
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4丁目15−3

乙コーヒー

「乙コーヒー」には、特有の静けさがある。その静けさとは店主に由来するもので、このお店以降、「コーヒーとは人格である」。そんな思いが去来している。広い意味での独特の静けさは、サードプレイスならぬ、フォースプレイスといっても過言ではない。

乙コーヒー
住所:101-0021 東京都千代田区外神田2丁目18−13
電話:03-3253-4600

いずれのお店も個性豊かで、他のどことも似ておらず、独自の、自立した個であった。
そして1杯のコーヒーの持っている可能性を広げてくれた存在でもある。

コーヒーは、その一杯を飲むために外出する価値がある。
コーヒーは、落ち込んだ心を慰めることがある。
コーヒーは、空間を作る。
コーヒーは、教えてくれる。
コーヒーは、終わりがない。

そんなコーヒーの可能性を教えてくれたわたしのコーヒーを巡る旅。
きっとわたしはまたこれらのお店に顔を出さずにはいられないだろう。

100というのはただのキリの良い数字に過ぎない。
ただ、こうして僕のカフェ巡りは始まり、終わった。
それは人生そのものだった。

つまりこれからまだ続いていく。
そういうことだ。

番外編 ~珈琲としてではなく、空間として~

Cafe de Flore / カフェ・ド・フロール

Cafe de Flore (カフェ・ド・フロール)
ここに来るのが夢だった。念願のカフェだった。友人のおかげで来ることができた。もはやコーヒーを飲むという行為を超越し、人々が集い議論する場所としてのカフェ。価値に心が震えた。

Cafe de Flore / カフェ・ド・フロール
住所:172 boulevard St Germain , 75006 Paris, France
電話:01 45 48 55 26.

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